ハイセンスの「40E30K」と「40A4N」の違いを比較してご紹介します。
この2つ、どちらも40インチのテレビで、見た目もけっこう似ているんですが、実は中身にはハッキリとした違いがあります。
比較してみたところ、主な違いは次の9つでした。
- インターネット機能の有無
- OSとアプリの対応
- リモコンの仕様
- 映像エンジンの性能
- HDMI端子の違い
- 録画やスマホ連携の機能
- サウンド性能
- 消費電力
- 価格帯
ざっくり言うと、「スマート機能を使いたいなら40A4N」、「テレビ放送だけで十分なら40E30K」です。
どちらを選ぶべきか迷ったら、
YouTubeやNetflixを見たい人 → 「40A4N」
できるだけ安く、シンプルに使いたい人 → 「40E30K」
というふうに考えるとスムーズですよ。
それぞれの違いや特徴については、このあと本文でくわしく解説していきますね!
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ハイセンス40E30Kと40A4N|性能の違いを比較
ハイセンス「40E30K」と「40A4N」の性能面での違いを、項目ごとに説明していきます。
違い①:搭載OSとアプリ対応
まず注目したいのが「OS」と呼ばれる、テレビの中の“頭脳”部分です。
「40E30K」には、OSは搭載されていません。
そのため、アプリを開いたり、動画を切り替えたりする機能がなく、まさに“テレビ機能だけ”のシンプル設計。
対して「40A4N」には、「VIDAA」というスマートテレビ向けOSが入っています。
リモコンには、YouTubeやNetflixの専用ボタンもあって、押すだけですぐにアプリが立ち上がります。
しかも「VIDAA Voice(音声操作)」にも対応していて、話しかけて操作することもできるんです!
違い②:インターネット対応の有無
「40E30K」はインターネットに接続できません。
YouTubeやNetflixを見ようと思っても、リモコンにそのボタンがありませんし、Wi-Fiも非対応。
なので、ネット動画はまったく見られません。
一方「40A4N」は、ちゃんとWi-Fi内蔵。
テレビ単体でネットに接続できて、
- YouTube
- Netflix
- Amazon Prime Video
など、いろんな動画サービスが楽しめます。
さらに、スマホの画面をテレビに映す「Anyview Cast」や「AirPlay 2」にも対応しているのが嬉しいポイントですね!
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違い③:リモコンの仕様
「40E30K」には、昔ながらの赤外線リモコンが付いてきます。
ですから、テレビに直接向けないと反応しません。
一方「40A4N」は、Bluetooth対応リモコンが付属。
これならテレビとリモコンの間に障害物があっても操作OKですし、離れた場所からでも操作できます。
違い④:映像エンジンの性能
「40A4N」には “高性能な映像エンジン” が搭載されています。
具体的には、「HI-VIEWエンジン2K」を搭載。
これによって、
- 色が濃く見える
- コントラストが自然に調整される
など、映画やスポーツがよりクリアで迫力ある映像になるんです!
一方、「40E30K」はこちらの高性能機能が非搭載なので、映像が少し普通。
でも、テレビとして十分な画質は確保されています。
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違い⑤:HDMI端子の規格
「40E30K」にはHDMI端子が2つ付いています。
また、ARC対応なので、対応スピーカーとつなぐと音楽も一緒に出力できます。
ただし、最新の規格ではありません。
それに対して「40A4N」もHDMI端子は2つですが、こちらは最新規格のHDMI 2.1に対応しています。
つまり、映像や音声信号をより良い状態で機器に送れるようになっています。
違い⑥:録画・外部機器機能
「40E30K」「40A4N」、どちらも外付けHDDをつないでテレビ番組を録画できる機能があります。
番組を見ながら他の番組を録画できる“裏録画”もOKです。
ただ、「40A4N」には、録画用に使うUSB端子が前面に2つあります。
しかも、録画に適したUSB端子・外付けHDD接続に関する使い勝手が大手メーカーの対応表にも記載されています。
これにより、録画時に接続エラーが出にくくなっています。
違い⑦:サウンド性能・対応音声技術
「40E30K」は、左右にフルレンジスピーカーが付いています。
音は普通に聞く分には十分ですが、迫力やクリアさにちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
それに対して「40A4N」は、音にこだわりまくった仕様です。
厚みのある音を出す「Eliex Prism」や、声をハッキリ聞かせる「Eliex FOCUS」機能が付いています。
さらに「DOLBY AUDIO」にも対応していて、映画や音楽を聴くときにグッと臨場感が増しますよ。
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違い⑧:消費電力と年間電力量
「40E30K」と「40A4N」の消費電力には少し差があります。
「40E30K」は67Wで、年間の電力量は67kWhと控えめ。
一方、「40A4N」は83Wで、年間69kWhとやや高めです。
しかし、電気代で見れば、年間数十円程度の違いなので、そこまで気にする必要はないでしょう。
ハイセンス40E30Kと40A4N|価格の違い
2025年7月時点で、両モデルの新品価格をチェックしてみました。
- 「40E30K」:24,980円(楽天・メーカー再生品)
- 「40A4N」:32,200円(Amazon・通常価格)
価格重視なら「40E30K」のほうがお手頃でした。
再生品とはいえ、メーカーがきちんとチェックしてるので安心感はあります。
「できるだけ安くテレビを買いたい」っていう人には、けっこうアリな選択肢かもしれません。
とはいえ、価格は日によっても、販売サイトによっても変わるものです。
セールや在庫状況で大きく差が出ることもあるので、購入前には必ず最新の価格を比較してから選ぶようにしましょう。
ハイセンス40E30Kと40A4Nの違い比較表
ハイセンスの「40E30K」と「40A4N」の違いを、下の表にまとめました▼
項目 | 40E30K | 40A4N |
---|---|---|
ネット動画対応 | ×(スマート機能なし) | ○(YouTube、Amazon Prime、Netflixなど対応) |
リモコン方式 | 赤外線リモコン(Bluetooth非対応) | Bluetooth対応(赤外線リモコン併用) |
Wi‑Fi内蔵 | なし | あり |
映像エンジン | NEOエンジン2K(高画質処理) | HI‑VIEWエンジン2K(ネット音楽・動画強化) |
HDMI端子数 | HDMI 2.0b ×2 | HDMI 2.1 ×2(ALLM、eARC/ARC 対応) |
スピーカー | フルレンジ×2、14W | Dolby Audioなど音質向上機能あり |
消費電力 | 67 W、年間67 kWh | 83 W、年間69 kWh |
Smart機能 | ×(Anyviewやスマートアプリ非対応) | DAZN/Huluなど多サービス対応 |
録画機能 | 外付HDDで裏番組録画 可(2番組非対応) | 同左(Anyview Cast対応など) |
※表記されている仕様は2025年7月時点の公式情報・販売ページを元にしています。
全体的に見ると、「40A4N」はネット動画やスマホ連携といったスマート機能が充実しているモデルです。
一方で、「40E30K」はネット機能などを省いたシンプルなテレビと言えます。
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ハイセンス40E30Kがおすすめな人
「40E30K」がおすすめなのは、次のような方です。
- ネット動画は見ない、テレビ放送だけ見られればOKな人
- スマート機能や音声操作は不要な人
- シンプルな操作で誰でも使えるテレビが欲しい人
- とにかく価格を抑えてコスパの良いテレビを探している人
- サブ用のテレビ(寝室・子ども部屋など)として使いたい人
「40E30K」は、スマート機能が一切ついていない、いわば“昔ながらのテレビ”に近いシンプルモデルです。
地デジやBS・CS放送を視聴できれば十分という方や、「YouTubeとかは別の機器で見るから要らない」という方にぴったりです。
価格は非常にお手頃で、再生品などを選べば2万円台で手に入ることが大きな魅力です。
また、操作も非常にシンプルなので、機械が苦手な方やご年配の方でも使いやすい設計になっています。
寝室や子ども部屋など、サブテレビとしての利用にもおすすめですよ。
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ハイセンス40A4Nがおすすめな人
「40A4N」がおすすめなのは、次のような方です。
- ネット動画をテレビで楽しみたい人
- スマホの画面をテレビに映して使いたい人
- 音声操作やBluetoothリモコンなど便利な機能が欲しい人
- サウンドや画質にもしっかりこだわりたい人
「40A4N」は、スマートテレビとして必要な機能をひと通りおさえた、バランスの良いモデルです。
Wi-Fiを使ってYouTube等が見られるのはもちろん、スマホとつないで画面を映したり、音声で操作したりと、使い方の幅が広がります。
リモコンもBluetooth対応なので、テレビに向けずに操作できるのが便利です。
映像も自然にキレイに見えますし、独自の音響技術が入っていて、映画やドラマも迫力たっぷり。
しかもこれだけ機能が揃っていて、3万円台という価格帯はかなりコスパが良いと言えます。
普段から動画配信サービスを使っている方や、「スマートテレビを初めて使ってみたい」という方にもおすすめの1台です。
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まとめ
ハイセンスの「40E30K」と「40A4N」の違いを比較してまとめました。
両モデルにはさまざまな違いがありますが、一番大きな違いは“スマート機能”の有無です。
- インターネット・アプリ対応の有無
- 搭載されているOS
- Bluetoothリモコンの有無
- 映像エンジンの性能
- HDMI端子の規格
- 音響機能の充実度
- 消費電力
- 本体価格
「40A4N」は、ネット動画・音声操作・スマホ連携など、いまどきのテレビに欲しい機能がしっかり揃っています。
一方「40E30K」は、地デジが映れば十分という人向けのシンプルで価格重視のモデルです。
スマートテレビとしていろんな機能を楽しみたい方は「40A4N」。
できるだけ価格を抑えたい方は「40E30K」がおすすめです。
どちらも画質や基本機能はしっかりしているので、あとは自分の使い方に合わせて選ぶのが正解です。
初めてテレビを買い替える人も、サブ用にもう1台ほしい人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ちなみに、以下の記事では、「40A4N」と他の型番との違いについて解説していますので、良ければご覧ください。